慰謝料の請求相手が財産を持っていない場合
最終更新日 2022年12月13日
請求相手が財産を持っていない場合、たとえ裁判に勝っても、通常、慰謝料を取ることは難しいです。
請求相手も「ない袖は振れない」からです。
「ひどいことをされたのに、お金がないから慰謝料を払わないなんて、そんな話が通るのでしょうか?」
お気持ちはお察ししますが、国も、神様も、代わりに支払ってはくれません。
「それなら相手の親きょうだいから慰謝料を取れませんか?」
お気持ちは痛いほどわかりますが、相手の親きょうだいが保証人になっているなどの事情がない限り、
慰謝料を取ることは難しいです。
ただ、交渉時の事情によっては、上手に交渉することで、慰謝料を取ることができる場合があります。
また、本当に財産を持っていないかについては、十分調査する必要があります。
当事務所では、請求相手が財産を持っていない場合でも、豊富なノウハウを駆使して、慰謝料を取るお手伝いをいたします。