最終更新日 2022年6月3日
ご相談
Xさん(50代・女性・会社員)は、長年連れ添ってきた夫Y(50代・男性・会社員)とZ(年齢不詳・女性・職業不詳)との不倫メールを発見したため、Yを問い詰め、不倫を認めさせました。
しかし、財産分与などの離婚の条件について、当事者間で話をまとめることができず、迷ったものの、当事務所を訪れました。
Yは、Zをかばい、XさんがZに対し慰謝料を請求するのを嫌がっているとのことでした。
当事務所の活動
当事務所は、Yと交渉において、Zに慰謝料を請求しない代わりにXに対し財産分与の点で相当の誠意を示すよう働きかけました。
これと並行して、本件では不動産登記や税金の問題も生じるため、当事務所と協力関係にある司法書士事務所様、税理士事務所様と相談しながら事件を処理しました。
当事務所の活動の結果
Yとの交渉の結果、Xさんは、ご夫婦の住宅や生命保険を含め時価900万円近くの財産分与を受けて協議離婚することができました。
また、不動産登記や税金についても、司法書士事務所様や税理士事務所様との連携によりスムーズに処理することができました。
Xさんは、「自分一人では到底このような解決ができなかった」と、大変喜んでおられました。
解決のポイント
他士業との連携が取れていない事務所であれば、不動産登記や税金が絡むと、依頼者ご本人に処理してもらうことになるかもしれません。
この点、当事務所は、離婚に不動産の処理や税金の処理が絡むことが多いことを踏まえ、司法書士事務所様、税理士事務所様と協力関係を築いておりますので、そうした離婚に伴う問題が生じても安心です。