最終更新日 2022年6月13日
ご相談
Xさん(20代・女性・無職)は夫Y(30代・男性・会社員)の不審な行動から、Yを問い詰めたところ、Yは、Z(50代・女性・会社員)との不倫を認めました。Xさんは、Yに対して二度と不倫をしないよう合意書を交わし、Zに対しては慰謝料を請求したいと考えたものの、ご自身では手に負えないと考え、当事務所を訪れました。Xさんは、Yと復縁するために、今回の件についてZの夫には知られたくないと考えていました。
当事務所の活動
当事務所は、Yに対する交渉とZに対する交渉を同時並行して行い、事実関係を確認した上で、Zに対し慰謝料を請求しました。Zと交渉する際には、書面でのやり取りを避け、電話をかけるタイミングにも配慮するなどして、今回の件がZの夫に知られないよう細心の注意を払いました。
当事務所の活動の結果
結果、Zの夫に知られることなく、Zとの間で慰謝料の合意書を取り交わすとともに、Yとの間で今後不貞行為を行った場合の制裁や夫婦関係を良好とするための誓約事項などを記載した合意書を取り交わすことができました。
解決のポイント
配偶者がダブル不倫をしてしまった場合、不貞相手の配偶者から不貞をした配偶者に対して慰謝料を請求されることがあり、これはご夫婦が復縁する場合には特に重要な懸念事項となります。当事務所は、受任の際にお客様のご要望をお聞きして、秘匿事項や連絡方法について配慮をし、ご要望に添えるよう精一杯の対応させていただきます。