最終更新日 2022年6月3日
ご相談
Xさん(60代・男性・会社員)は妻Y(60代・女性・無職)との些細な口論がきっかけでYから離婚と財産分与を請求されました。Xさんは離婚に同意しYと条件面について話し合いを行いましたが、Yが話し合いの度に感情的になり、Xさんの会社にまで電話をかけてくるようになったため、悩んだものの、交渉を第三者に依頼したいと考え当事務所を訪れました。
当事務所の活動
当事務所はYに受任通知を送ったところ、すぐにYは弁護士に依頼し、代理人間で交渉をすることになりました。Yは当初、不動産や退職金について高額な財産分与を請求してきましたが、当事務所は、XさんとYに別居期間があったことを主張し、財産分与金の減額交渉を行いました。加えて、Yの様子からみて、離婚後も必要な書類を渡してもらえないおそれがあると考えたため、必要書類を確実に受領できるように離婚協議書の定め方を工夫しました。
当事務所の活動の結果
結果、当事務所は、Yからの請求額を約300万円減額することができました。加えて、離婚後の必要書類も滞りなく受領し、XさんはYと直接対峙することなくスムーズに離婚手続を完了することができました。
解決のポイント
相手方が感情的になりやすい場合、交渉にかかる精神的負担は大きい上、書類のやり取り1つにしても手続が難航しがちです。当事務所は離婚に関する豊富なノウハウに照らし、離婚の条件のみならず離婚後の手続にまで配慮した離婚協議書の作成が可能です。どうぞお気軽にご相談下さい。