最終更新日 2022年6月14日
事案
Xさん(30代・女性・無職)は、夫が不倫をしていることが分かり、自分で不倫相手のY(30代・女性・職業不詳)のところに会いに行きました。
しかし、Yは不倫の事実を認めることも謝罪をすることもなく、その後Yの代理人弁護士から低額での示談を申し入れる書面が届いたため、Xさんは、Yに対しきちんと責任を取ってもらいたいと考えましたが、ご自身ではどのようにすればよいかわからず、当事務所を訪れました。
Xさんは、夫とYとの不倫とその後のYの対応により大きな精神的苦痛を味わい、夫との離婚よりも先にYに対し慰謝料を支払ってもらいたいと考えておられました。
本件において、相談の時点では不倫についての証拠はありませんでした。
当事務所の活動・結果
当事務所は、まずは不倫の証拠を固めることとし、不貞について詳細に記載した書面をXさんの夫に作成してもらったうえで、民事調停を申し立てたところ、Yの当初の提示額を大幅に引き上げて調停を成立させることができました。
解決のポイント
本件では、まず不貞の証拠を固めたことが良い解決につながりました。
不貞の念書については、後日否認されないよう、押さえるべきポイントがありますが、もちろん、当事務所は、そのご案内も可能です。