夫と会社を共同経営する妻が、たった1回の期日で、会社での地位を確保しつつ調停離婚できた解決事例

最終更新日 2022年6月7日

ご相談

Xさん(50代・女性・会社役員)は、会社を共同経営する夫Y(50代・男性・会社役員)がXさんの事業に協力しないため、Yと離婚し、かつ、ご自身の事業をYに邪魔されないようにしたいと考えましたが、会社法のからみもあり、ご自身では手におえないと考え、当事務所を訪れました。

 

当事務所の活動

当事務所は、Yとの交渉がうまくいかないことから、離婚調停を申し立てました。そして、Xさんの多岐にわたるご要望を現実的な内容にアレンジしました。

 

当事務所の活動の結果

その結果、Xさんは、たった1回の調停期日で、会社での地位を確保しつつ、調停離婚することができました。

解決のポイント

Xさんのご要望は多岐にわたりました。

当事務所は、その大部分がXさんの会社での地位に関するものであること、Xさんが会社の大株主であり、いざとなれば会社法上の手続きによりご自身が会社経営を主導できることに着目し、調停条項を思い切って簡略化した結果、早期の調停成立を実現することができました。

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