夫が女性と長年浮気!慰謝料を取るには?相談事例に弁護士が解説!

最終更新日 2021年9月28日

質問

夫と結婚●年、未就学児の子供が一人います。

夫は結婚前にも浮気をしていたことがあるのですが、先日その時の相手とは別の女性と●年以上に及ぶ不倫交際をしていたことが発覚しました。

子供が小さいことや、義理の両親の強い勧めもあり離婚に踏み切れずにいますが、相手方の女性に対してはきちんと慰謝料を請求したいと思います。

相手方も夫も不倫は認めており、不貞行為を前提とするメールや自白の録音もあります。

どのように慰謝料請求を進めたら良いでしょうか?

弁護士からの回答

お子様がまだ小さいのに、夫が長年不倫交際をしていたということで、さぞお辛いことと心中お察しいたします。

さて、ご質問の件ですが、まずは証拠の確認をする必要がございます。

今回、当人たちは不貞を認めており、不貞行為を前提とするメールや自白の録音も残っているということですので、メールを拝見する限りでは、不貞の証拠は十分かと存じます。

これら証拠に加えて、可能であれば、夫や相手方に念書を書いてもらうとよいでしょう。

念書には、①不貞の期間、②不貞の頻度(月に何回程度肉体関係を持ったか)、③不貞開始時、相手方は夫が既婚者であることを知っていたこと、の3点を記載して事実関係を明らかにしておきます。

次に、相手方に対し、相談者様の希望する条件を提示しましょう。

例えば「慰謝料●万円の支払い」や「夫との接触禁止」などが条件として考えられます。

ここで、相談者様が相手方と直接交渉するのが難しいのであれば、弁護士に交渉を依頼するとよいでしょう。

こちらの提案に対し相手方が応じるようであれば、条件を記載した「合意書」を取り交わします。

慰謝料を分割でもらう場合は、併せて「公正証書」も作成しておくと安心です。

相手方が提案に応じない場合は、弁護士に交渉を依頼するか、裁判所に調停ないし訴訟を提起することになります。

夫と離婚せず不貞相手にのみ慰謝料を請求する場合、慰謝料請求によって夫婦関係に亀裂が入ってしまうことがあります。

相談者様の場合、そのリスクも踏まえて請求するか否かを考える必要があるでしょう。

質問に対する回答は以上です。当事務所のアドバイスが少しでも相談者様のお役に立てれば嬉しく思います。

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