最終更新日 2021年9月28日
質問
旦那の浮気が原因で今別居。会社から中国に出張決まった人と会う。
●年●/●初めてメールを偶然見つける。それから徐々に態度が冷たくなる 。今年2ヶ月の長期出張。帰ってきたら。
『俺が帰ってきたのに嬉しそうじゃないな』ビールを五本空け、『俺、分からんようになってきた。彼女の事と家族の事』と言われる。
少し軽く見て、見て見ぬ振りをしようと思ったが、携帯を見ると、本心が書かれていた。
ショックで寝れなくなった。食事も作れなくなり、実家へ戻った。不貞行為あり。
内容の一部が妊娠さして女が下ろしたという文。日本人を騙す手段だと思ったが、旦那はそう思わなかったらしい。
中国でお金をどれだけ使ったか明白ではない。家賃2ヶ月滞納。FXでボーナス以上の損益
生活費入れたくなさそう。別れたとしても養育費払わない気がします。慰謝料もとりたいです。
今月休みで旦那は中国の女に会いに行っています。
弁護士からの回答
ご主人の不貞が原因でお子様を連れて別居し、ご離婚を考えているとのご相談ですね。
これまで信頼してきたご主人の本心を知り、さぞおつらい状態とお察し申し上げます。
以下、ご主人のメールなど、不貞の証拠を入手されているものとしてご説明します。
離婚の条件としてご相談者様の希望する金額の養育費や慰謝料を請求しても、ご主人が支払おうとしないとすると、このままでは協議離婚は困難です。
そこで、一般的には次の2つの方法が考えられます。
1つは、不貞の証拠に基づき離婚を求めるという方法です。
通常、ご主人の住所地の家庭裁判所に離婚調停を申し立て、その中で養育費や慰謝料を請求することになります。
腕の良い弁護士が入れば、調停前にご主人と交渉し、調停離婚以上の条件で協議離婚できるかもしれません。
もう1つは、当面、ご離婚を棚に上げ、ご主人に婚姻費用(ご相談者様とお子様の生活費のことです。)を請求するという方法です。
この方法の場合、ご主人は高額な婚姻費用の支払に耐え切れず、また、不貞相手との今後を急ぐあまり、ご相談者様の希望する条件での離婚に応じる可能性があります。
ご主人は不貞を働いた有責配偶者ですので、ご主人の方が離婚を求めても、ご相談者様が同意しない限り、いかなる方法によっても離婚が認められにくいという状況で。
なので、いずれの方法においても、ご相談者様は有利にご主人との交渉を進めることができそうです。
親権や年金分割については安心できそうです。
ご主人はFX運用をされるなど金融資産をお持ちのようですので、財産分与についても請求されることをお勧めします。
なお、ご主人の不貞相手である中国人女性にも慰謝料を請求したいところですが、女性がお金目当てでご主人に接近したとすると、回収は難しいかもしれません。
むしろ、女性の方がご主人に婚約破棄による慰謝料を請求するかもしれません。
以上が一般的な回答ですが、詳細な情報をお聞きしない限り正確な回答は困難です。
機会がありましたら、お気軽に当事務所までご相談ください(予約制です)。