最終更新日 2022年6月6日
ご相談
Xさん(10代・男性・会社員)はY(10代・女性・無職)から、不貞の慰謝料と養育費について、一方的に条件を押し付けられ、その条件に応じない限りは離婚に応じられないと言われ、また、Yから婚姻費用分担調停を申し立てられました。
Xさんは、これ以上ご自身で交渉することは難しいと考え、また、調停に1人で対応することに不安を抱いていたことから、当事務所を訪れました。
当事務所の活動
当事務所は、すぐに離婚調停を申し立てました。
そして、調停の中で、慰謝料については、婚姻期間の短さ等からすると、Yが請求する金額は高すぎること、養育費については、Xさんの収入からすると、Yが請求する金額は相場よりも高いことを主張しました。
また、XさんがYから暴力を受けていたという事情を、Xさんが説明することをサポートしました。
当事務所の活動の結果
その結果、慰謝料については、70万円の減額をすることができ、養育費については、相場の額まで減額し、離婚調停を成立させることができました。
また、調停が成立するまでの間、相手方との交渉等は当事務所が行いましたので、Xさんは矢面に立つ必要はなく、お気持ちにご負担を感じることなく、安心して過ごしていただくことができました。
解決のポイント
訴訟になると不貞をした側からの離婚請求は原則認められないため、交渉や調停段階では、不貞をされた側は強気の条件を提示してくることがあります。
当事務所は、離婚に関する豊富なノウハウに照らし、相手方の提示した条件額を減額したうえで、調停離婚を成立させるという、依頼者の希望する結果を得ることができました。